表スタイルを削除する
スプレッドシートで使われている表スタイルを削除した場合、代わりのスタイルを選択する必要があり
ます。
スタイルを削除するには:
1
「スタイル」パネルでスタイルの右側にある矢印をクリックします。
2
「スタイルを削除」を選択します。
3
削除したいスタイルが現在のスプレッドシートで使われている場合、そのスタイルの代わりとなるスタイ
ルを選択し、「
OK
」をクリックします。
114
第
5
章
表スタイルを操作する
115
この章では、表のセルで数式を使って計算を行う方法について説明
します。
数式の要素
セルに数式を挿入すると、計算が行われ、その結果がセルに表示されます。数式が含まれるセルは、
数式セルと呼ばれます。
たとえば、列の一番下のセルに、その上にあるすべてのセルの数値を合計する数式を挿入できます。
数式セルの上にあるセルの値を変更すると、数式セルに表示される合計値が自動的にアップデートさ
れます。
数式では、ユーザが指定した特定の値を使って計算が行われます。たとえば、数値またはテキスト(定
数)を数式に直接入力できます。また、表のセルを指定して、そのセルの値を使うこともできます。こ
れは、セル参照と呼ばれます。ユーザが指定した値は、演算子や関数を使って計算されます:
Â
演算子とは、算術演算や比較演算などの演算を始める記号のことです。数式でこれらの記号を使っ
て、実行したい演算を指定します。たとえば、「
+
」記号では値が加算されます。また、「
=
」記号
では
2
つの値が比較され、それらが等しいかどうかが判断されます。
=A2 + 16
:
2
つの値を加算する演算子を使った数式。
=
:
数式の先頭には常にこの記号を付けます。
A2
:
セル参照。
A2
は、第
1
列の
2
番目のセルを表します。
+
:
直前にある値と直後にある値を加算する算術演算子。
16
:
数値の定数。
Â
関数とは、あらかじめ定義されていて、
SUM
や
AVERAGE
などの名前が付けられた演算のことで
す。関数を使うときは、関数の名前を入力し、名前の後に、その関数に必要な引数を丸かっこで囲
んで指定します。引数とは、関数で演算を行うときに使う値のことです。
=SUM(A2:A10)
:
SUM
関数を使って特定の範囲のセル(第
1
列の
9
個のセル)の値を加算す
る数式。
A2:A10
:
A2
∼
A10
の値を参照するセル参照。
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